今日は子供さんにも起きる関節リウマチについてのお話です。関節リウマチは原因としては、なりやすい体質があったり、感染症、身体が弱っている時、ストレス、喫煙、出産、などがきっかけとなって発症する自己免疫疾患です。誰でも、もちろん子供でもなります。
免疫細胞が骨や軟骨、靭帯を攻撃するので、関節が変形してしまうのです。
始めは関節(初期は手足の指のこわばりなど)の腫れや痛みなどですが、現れ方は本当にさまざまです。だるさや、微熱でこられてリウマチと診断することもあります。片方ではなく、手や足の右、左など対称に現れるのが特徴です。進行すると膝や肩にも生じ、関節の変形や脱臼が起こったりします。治らない病と言われてきましたが、現在は新しいお薬がたくさんあり、その方に合う薬を使ってリウマチをコントロールすることで症状の進行を抑え、健康な生活を維持することも可能となりました。余談ですが、当院に通われていたお子さんが成長され大学のピアノ科に入られたときいて大変嬉しくおもいました。お子さんの様子はまわりの大人がしっかり見てあげて下さい。
女性は男性の3倍リウマチになりやすい!のです。あちこち痛い方は一度リウマチ検査をしてみましょう。血液をとるだけです。
⭕️当院の和田尋二先生はリウマチ専門医です‼️
1階 外来スタッフ。