みなさま、こんにちは。
今日23日、日本付近の上空には今シーズン最強の寒気が流れ込む見込みです。
日本海側を中心に降雪が強まり、警報級の大雪の恐れがあるそうです。
大阪でも最高気温が6℃と気温が低く、風が冷たいため、かなり寒かったですね。
日本の国土のうちおよそ半分は「雪国」といわれています。
中でも、日本の中央部に位置する新潟県十日町市は、市街地でも平年の積雪深が2mを超える世界でも有数の豪雪地で「雪国」の中の「雪国」だそうです。
厳しい冬を生き抜くため、人々の知恵が育んだ豪雪地の食文化は、豊かな自然の恵みを活かした郷土料理として今も受け継がれています。
冬の代表的な保存食「ツケナ」(野沢菜漬)は、春先に発酵が進んで酸味が増すと、塩抜きして煮込み「ニーナ(煮菜)」に生まれ変わます。
また、十日町市には、四季の移ろいによって全く違う表情を見せる、豊かで特徴ある景観が形成されています。
棚田が広がる里山や、薪炭林として利用されたブナ林の風景からは、豪雪地の人々の知恵とたくましさを感じることができます。
縄文時代から、人々は、雪と闘い、雪を受け入れ、雪を活用し、雪に親しみ、雪に楽しみさえも見出して生き抜いてきたそうです。
さまざまな歴史や文化を知り、今を生きていきたいですね。
1階:外来スタッフ