多くの方は子供のころに水疱瘡のかかったことがあるのではないでしょうか。
実は、帯状疱疹の原因は水疱瘡と同じウイルスです。水疱瘡は多くの場合、1週間程度で治まりますが、体内から水疱瘡のウイルスがなくなったわけではなく、神経の根元の神経節というところに潜んでいます。加齢や疲労、ストレスなどで免疫機能が低下すると、そのウイルスが再活性化、神経に沿って移動し、痛みや発疹が現れる帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹のほとんどは早めに治療を始めると完治しますが、ウイルスにより神経が傷つき変性してしまうと眠れないほどの激痛が長く残ることがあります。
入浴はシャワーで済まさず、湯船にゆっくり浸かると痛みは、軽減しやすくなります。
日ごろから栄養バランスの摂れた食事や適度な運動、良質の睡眠など、免疫機能を低下させないように努めることが大切です。
2階:リハビリスタッフ