1883年(明治16年)の今日、日本初の洋式社交クラブである「鹿鳴館(ろくめいかん)」が東京の麹町に開館しました。
鹿鳴館は外務卿(内閣制度以降は外務大臣)の井上馨氏による欧化政策の一環として建設された煉瓦造2階建ての西洋館です。当時の日本にはまだ珍しかったバーやビリヤードも設備されていました。
国賓の接待や舞踏会、国内祝賀などの行事のほか皇族や上流婦人たちによる日本初のバザーなども開催。
時代の流れと共に豪華な催しは疑問視されるようになり、宮内省や華族会館などに払い下げられた後、1940年(昭和15年)に取り壊されました。
1階:受付