詩人の「柴田トヨ」さんをご存知でしょうか?
1911年(明治44年)栃木県生まれの柴田トヨさんは、一人息子の勧めで詩を書き始め、2010年に98歳で処女詩集『くじけないで』を発表。
詩集は口コミで広がり、168万部を超えるベストセラーになりました。その前向きな作風は、海を越えて海外でも高く評価されています。
以前、「花のリボン」でも毎月、掲載させていただいておりました。
(貯金)
「私ね 人から
やさしさを貰ったら
心に貯金をしておくの
さびしくなった時は
それを引き出して
元気になる
あなたも 今から
積んでおきなさい
年金より
いいわよ」
90歳を過ぎて詩作を始めたそうですが、何かをやり始めるのに、年齢は関係ないですね。
この方の詩を読んでいると、心にグッとくる言葉がたくさんあるので、もし機会があれば一度、目を通してみて下さい。
自分自身を見つめ直すきっかけになるかも知れません。
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