住之江区には、粉浜、浜口、御崎など、海の存在を感じさせる地名が多いですね。
住吉大社は、千八百年の歴史を誇っていますが、その昔、大社のすぐ近くまで、海が入り込んでおり大社は海と繋がっていたのです。
遣唐使は、4隻で船団を組み、大社の近くから、はるか遠い唐の国を目指して出発したそうです。各船に住吉の神宮さんが乗り込んで航海中ずっと、安全を祈り続けたそうです。住吉の高灯篭は、現在は昔の場所とは違いますが、26号線添いに、往時の姿を再現して立っています。
住之江の住人としては、その高灯篭の姿は、その古い歴史に誇りを感じますね。
H24年東風新聞(第6号)より抜粋