脊柱は、上から順に頸椎(7つ)、胸椎(12個)、腰椎(5つ)の計24個の椎骨が重なり合って構成されています。
椎骨と椎骨の間には、椎間板というクッション材の軟骨が挟まっています。
今日は姿勢についてお話します。
皆様は日頃から姿勢を意識して歩いていますか?
出先で、ふと自分の姿を鏡で見た時「姿勢が悪いな~」と思ったことはないでしょうか。
脊椎を横から見ると、カーブを描いています。実はこのカーブこそが姿勢を保てるよう、背骨にかかる身体の各所に分散させているのです。
椎間板が圧迫を受けると、歳を重ねるごとに薄くなっていきます。まさに、これが身長の縮む原因です。脊椎を維持するためには、椎間板の間を広げるストレッチが必要となります。
脊椎は、左右色んな方向から、繋がり合う他の関節に引っ張られつつ、地面に対して垂直に形を維持いています。その為、他の関節の位置や動きが悪いとバランスを崩し脊椎の一部だけに負担がかかるようになります。逆に脊椎がアンバランスだと肩関節、股関節、膝関節にも影響が生じます。
特に現代女性では胸椎が硬くなりやすく、この一番の原因は日常の姿勢です。長時間のデスクワークやスマホ操作で悪い姿勢が固定化してしまい呼吸にも影響を及ばします。
胸を膨らませる深い呼吸が行われず、浅い呼吸が習慣化し胸椎が硬くなり、柔軟性が失われます。
日頃から姿勢を意識して過ごすことが大切ですね(*^^)ノ
2階リハビリスタッフ