春風が気持ちの良い季節となってきましたね。
今日は少し暑いくらいになるとのことなので、服装選びには注意して下さいね~。
さて、皆様は三角定規の中心に穴が空いているのをご存知でしょうか?
小学生の頃、鉛筆を入れて回して遊んだ経験はありませんか?
そうなんです。遊ぶための穴...ではなく、なんと!!
真ん中に穴を空けることにより、摩擦を減らして紙の上をスラスラと動かせるようになっています。紙にくっつけようとした時、中に空気が入り込んで安定した線が引けなくなる可能性があるからです。真ん中に穴があることにより、中に入り込んだ空気が真ん中の穴を通じて抜けやすくなっており、紙と三角定規の密度を高める役割でもあります。
また、三角定規はプラスチック製が多く、熱で変形しやすいため夏は若干大きく、冬は若干小さくなってしまうことがあります。その穴が熱による伸縮を調整することにより変形を防いでいます。
普段なにげなく使っている物でも、色々と工夫して製造されているんですね。
1階:中野