今日は『マリモの日』です。
1952年(昭和27年)の今日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されました。
マリモは海藻の仲間であり、実はマリモの集合体でありマリモが単体で丸いわけではありません。
そして、あの美しい球体のマリモとなるのは北海道の阿寒湖だけなんです。
マリモという生物は日本が発祥の生き物だとされていますが、実は日本から遠く離れたアイスランドにも生息しています。
アイスランドのミーヴァトン湖に存在しており、阿寒湖のマリモと同じく球体となります。
なぜ、ここまで遠く離れたアイスランドにマリモが生息しているかと言うと、阿寒湖でマリモを食べた水鳥がそのままミーヴァトン湖まで移動し、水鳥のフンに含まれたマリモの細胞や、体に付着していた胞子がたまたまミーヴァトン湖で成長する条件を満たしていた為、そのまま群生したからなんです。その移動距離はなんと約8500㌔mです。
そして、この阿寒湖に生息しているマリモは特別天然記念物に指定されているので、お土産として持ち帰ることが出来ません。
学生時代に先輩から北海道のお土産でマリモをいただいたことがあり、大切に育てていましたが、あれは手作りで丸めて作ったマリモだったんですね...笑
2階:リハビリスタッフ