いよいよ各地で桜開花の便りが届く時期になりました。
ところで、そんな桜の開花情報で、三分咲き、五分咲き、七分咲きとか満開を決める基準をご存知でしょうか?
これは、桜の標準木の開いている花の数の割合で判定されています。
三分咲き、五分咲きの「分」は「10分の1」という意味をもち、三分咲きは「三割の花が開いていて、七割がつぼみの状態」を示します。
気象庁職員の長年の経験からの感覚で決まるそうです。面白いですよね(^<^)
開花:標本木で5~6輪以上の花が開いた状態
三分咲き:標本木の樹冠で3割の花が開いた状態
五分咲き:標本木の樹冠で約半分の花が開いた状態
満開(八分咲き):標本木で8割以上のつぼみが開いた状態
私が学生時代に、八分咲きがなぜ満開なのか?と疑問を持ったことがあるのですが、これはお花見をするのに八分咲きがベストだからそうです!
満開と言われると十分咲きと思いがちですが、八分咲きが桜の花が持つ本来の色(一番美しい状態)であるからだそうです。
これを十分咲きで発表すると、最初に開いた花が散り始め、桜の色にもムラができてしまうからです。
お花見をするなら、一番キレイな状態の時にしたいですよね~