暦の上で2月は「如月(きさらぎ)」と言われています。
読みの「きさらぎ」は衣更着が由来とされているそうです。
そんな2月(如月)の夜空に見られる満月を、別名『スノームーン』と言います。
呼び方の発祥は、かつてのアメリカ先住民であるネイティブアメリカンと言われています。現在、私達が使っている太陽暦ではなく、月の満ち欠けによる太陽暦を使っていました。
ネイティブアメリカンの生活は、作物の収穫や狩猟など大自然と共存するライフサイクルなので、季節を把握する力が備わっていました。その為、生活する上で指標となる毎月見られる満月を目印にして、その月にまつわる関係性の深い生物や作物、または風景などから連想し月の名前を付けたと言われています。
スノームーンは日本語で『雪月』とも言われています。この名前の由来は、北アメリカの2月は寒さが一番厳しく雪が最も多く降る時期なので、名付けられたと言われています。
そして、本日の一番大きな満月時間は1時57分です。
満月は、他の三日月や上弦の月などとは違い、天気が良ければ一晩中楽しむことが出来るのが特徴です。月・星・太陽、全て東から西へ移動していきます。
季節により異なりますが、満月の月の出は東の空(夕方18時頃)からのぼり、真夜中(午前0時頃)は南の空へ、月の入は西の空(朝6時頃)へと消えていきます。観察する時間帯により見る方角を確認し、たまにはロマンチックに夜空を見上げてみましょう(^^)/