「大寒」は「二十四節気」の一つで第24番目にあたります。現在広まっている定気法では太陽黄経が300度の時です。
「大寒」の日付は、近年では1月20日または1月21日であり、年によって異なります。今年、2022年(令和4年)は1月20日(木)です。
「大寒」の一つ前の節気は「小寒」、一つ後の節気は「立春」。
「大寒」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「立春」前日までです。
西洋占星術では「大寒」が宝瓶宮(ほうへいきゅう:みずがめ座)の始まりとなります。
「小寒」から「立春」前日の「節分」までの約30日間を「寒(かん)」「寒中」「寒の内」と呼び、「大寒」はその真ん中にあたり一年で最も寒い時期です。
この頃に各地で一年の最低気温が記録されることが多いです。
「大寒」の朝の水は、一年間腐らないとされており、容器などに入れて納戸に保管する家庭もあったり、この日に産まれた卵は栄養価が高いなどと言われています。
一花館:國方