今日は『鏡開きの日』です。
鏡開きの行事は、武家から始まった習わしのひとつです。
その為、縁起の良い食べ物とされている鏡餅を切腹を連想させてしまう「切る」という言葉や刃物を使うことは避けられてきました。
また、包丁で切る行為は「縁を切る」ことを連想させる為、縁起が悪いとも言われているようです。
年神様が宿っていた鏡餅には魂が吹き込まれているとされています。
その力を授かり、家族の無病息災の願いを込めて鏡餅を食べるまでが鏡開きです。飾るだけではなく、下ろして食べるまでが鏡開きの本来の意味を成すようです。
一花館:國方