1952年(昭和27年)の今日、アフリカ・マダガスカル島沖でシーラカンスが捕獲され、学術調査が行われました。
1938年(昭和13年)に南アフリカで捕獲されて生存は確認されていましたが、学術調査が行われたのはこれが初めてだったそうです。それ以前は、約6500万年前の中生代亜紀末に絶滅したと考えられていました。
学術調査の結果、化石の状態で発見された昔のシーラカンスとほとんど形が変わらないことが判明しました。このため、シーラカンスは「生きた化石」と呼ばれています。また、100種類以上のシーラカンスの仲間が化石が見つかっていますが、現在生き残っているのは2種類のみだそうです。