お久しぶりです、OT駒井です!
現在、皆さんコロナ禍の真っただ中で運動不足や精神的ストレスが溜まっている方も多いかと思います。
心身共にしっかり回復できるよう、睡眠時間の確保はもちろん質の向上にも少しだけ気を使ってみてはいかがでしょうか。
今回、ぼくのブログで注目するのは"寝返りの効果"についてです。寝返りの主な役割は大きく3つあります。
①レム睡眠、ノンレム睡眠の切り替えを行い、より深い睡眠を促進します。
②体温調整を行い、低体温を維持することで覚醒を下げます。
③うっ血や凝りを分散させ、循環を良くします。
寝返り以外にも、寝具の形状や質の最適化も必要ですが、リハビリ科としては身体に関する情報をお伝えしたいと思います。
寝返りを打ちやすい体作りとしまして、ストレッチ体操をいくつかご紹介します。
◆肩関節をほぐすストレッチ
(1)あおむけに寝たら下半身は動かさず、右腕を伸ばして左に大きく回すと肩甲骨が開きます。
(2)同じ要領で左腕を右に伸ばしましょう。狙いは肩甲骨を動かすこと。
これで肩関節の動きがよくなります。
◆股関節をほぐすストレッチ
(1)あおむけに寝て上半身は固定します。
伸ばした右脚を左に大きくひねると骨盤が左に回旋します。
(2)同じく左脚を右に大きくひねる。これで骨盤の動きを改善できます。
◆僧帽筋を緩めるストレッチ
(1)頭の後ろで、手を組みましょう。
(2)ひじを後ろ方向に向かって動かしていきます。これで肩甲骨周りの筋肉を緩めます。(胸回りは伸ばすことができます)
ちなみに、寝返りの適正回数は1時間に2回程度です。寝返りもやり過ぎると疲れてしまうそうです。就寝前のストレッチでも疲れが取れにくい場合は、一度寝具を見直した方がいいかもしれませんね。子供さんの寝相や寝返りがすんごい理由も疲労回復しようとする自然な行動だったんですね!
他にもこんなやり方も!!
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何事にもやりすぎには注意下さい。痛みを伴ったり、お医者さんから禁止されている動作などは控えて頂きますようお願い致します。良き睡眠ライフをお過ごし下さい!
OT 駒井