誰もが忘れられない東日本大震災から今日で10年が経ちました。
被災された方々、家族、親戚、友達を失われた方々の10年は、筆舌に尽くせるようなものではなかったことでしょう。当たり前の日常が今日も続くと、人はなんとなく思っていますが、それは奇跡のようにありがたい事だと思います。被災して全滅した松林のあとに今年、新しい松の苗を植えるそうです。詩の中の一章を思い出しました。
「大きくなった木の下で逢おう
私は新鮮な苺を持ってゆく
君は悲しみを持たずに来てくれ」
松の苗木が大きくなるころ、悲しみは癒されるでしょうか。