何気なく水分を摂ると、ムセることは有りませんか?
水分は流れるスピードが速いため、飲み込む準備ができる前に流れ込んでしまい、本来送られる食道ではなく、誤って気管に入りムセやすくなります。
高齢者になるほど飲む準備が遅くなりムセやすくなります。
そこで今回は水分を上手に摂る方法をご紹介いたします。
① 顎を引く
水を飲む際、顎を上げたまま飲むと、喉と気道が一直線になるため、水分が気道に入りやすくなります。
つまり、顎を引けば、喉と気道に角度がついて気道に入りにくくなります。飲む前に軽くうなずくようにしてみましょう。
② 温度を下げる
人間の体温に近い温度のものは飲み込みの反射が起こりにくいのです。逆に冷たい飲み物は飲み込みを誘発しやすいためムセにくくなります。飲み物に氷を入れたり冷蔵庫で冷やしたりしてみましょう。
③ トロミをつける
トロミをつけることでまとまった形状となり、流れ込むスピードも遅くなるため飲み込む準備に間に合いやすくなります。
今回は簡単に取り入れられる、飲み込みやすさに着目した水分摂取方法をご紹介させていただきました。
少し意識して、ムセない水分補給を心がけましょう!
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