皆さまは、自分の骨量をご存知ですか?
骨粗鬆症とは、骨がもろくなるために骨折しやすくなる病気です。そのめやすとして、骨量を計ります。
圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、60才以上の女性の5人に1人は骨粗鬆症だといわれます。女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
骨粗鬆症は痛みなどの症状がないのが普通ですが、重いものを持ったり、転倒したり、つまずいたり、ちょっとした弾みで骨折しやすくなります。
お家で布団の上で転ぶだけでも骨折します。背骨や腕の付け根、手首の骨、太ももの付け根の骨など「背中や腰が痛い」とレントゲンを撮ると圧迫骨折していることもございます。骨粗鬆症は早期発見、早期治療が大切です。
ぜひ、骨量をそくていしましょう。
【予防】
・転ばないように注意する
・カルシウムを十分にとる
・ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムをとる
・適量のたんぱく質をとる
・禁煙し、アルコールを控える
・運動、日光浴をする
【治療】
内服薬や注射などによる治療を行います。
骨折した場合は、それに応じた治療が必要です。
当院でも骨粗鬆症の治療をしておりますので、気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいね。
年末にかけて、大掃除を始める時期とは思いますが、脚立や椅子などに上がって高い処の掃除などはくれぐれもお控えください。
1階 受付
わだ内科整形外科
クリニックブログ
-
2024.11.22
骨の折れる話(^^)
(カテゴリ:外来)