花粉症と言えば、春の「スギ」がまず、浮かんできますね!でも一年を通じて花粉症はあるんです
鼻炎症状を引き起こす植物
花粉症というとスギ・ヒノキ花粉のイメージが強いものの、夏や秋の植物で鼻炎の症状が出る例も秋にも花粉はあるんです。
秋の花粉症は、秋特有の植物によるもので、夏の終わり頃から10月にかけて目や鼻の症状が出ます。
その症状も、原因となる植物によって若干変わることがあります。また、スギ花粉症がある人では、他の花粉症も発症しやすくなるといわれていますので、食べ物には気をつけてくださいね。
⭕️特に漢方薬や、料理などから知らないうちに摂取することもあるので、植物のアレルギーには気をつけましょう。夏の植物アレルギーにイネ科とありますが、稲は大丈夫です。
※イネ科花粉症の原因になるのは、おもにカモガヤ、ネズミホソムギ、オニウシノケグサ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。
秋の花粉症の主な原因は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉です。
ブタクサとヨモギはキク科、カナムグラはアサ科の植物。
どれもありふれた植物で、住宅街やオフィス街に自生しています。
これら草の花粉は、スギやヒノキのような樹木の花粉と違って遠くまで飛ぶことはなく、 飛距離はせいぜい数メートルですが、ごくごく身近なところにあるため、うっかり近づいてしまうと花粉を浴びてしまうのです。
ブタクサは秋の花粉症の代表的な植物です。
ブタクサの花粉は午前中に飛散します。
花粉の粒子が小さく、身体の奥深くまで侵入することがあり、気管支にまで入ってくると喘息のような症状を起こすこともあるそうなので注意が必要です。
最近は、朝晩はめっきり気温も下がり、肌寒い時もあります。乾燥もあり、風邪の原因となるウイルスの活動も活発化してくるため、くしゃみや鼻水がでると「風邪かな?」と思うかもしれませんが、花粉症の可能性もございます。
コロナや現在ではインフルエンザも出始めている時期ですので、花粉症との判別のつかない症状があるようでしたら、まずは当院までお電話でご相談ください。
⭕️また、いちどでもなんらかのアレルギーを起こされた方は、必ず主治医の先生や、薬剤師さんに伝えてくださいね。
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